『GoogleChrome』には「シークレットモード」という機能が搭載されています。
一体何に使うものなのか気になっている方や、誤って「シークレットモード」にしてしまい戻し方がわからないという方もいるかと思います。
この記事ではこの「シークレットモード」の、
・意味
・メリット、デメリット
・解除方法
についてわかりやすく解説します。
目次
「シークレットモード」とは?
「シークレットモード」は『GoogleChrome』というブラウザに搭載されている「閲覧履歴などの個人情報を残さないモード」です。
ブラウザごとに呼び方は異なっており、『Safari』では同様の機能のことを『プライベートブラウズ』と呼びます。
「シークレットモード」の起動方法
「シークレットモード」の起動方法について解説します。
PC版『GoogleChrome』での「シークレットモード」の起動方法
PC版の『GoogleChrome』での「シークレットモード」は、ウィンドウの右上にある
「設定」 > 「新しいシークレットウィンドウ」
を押すことで起動ができます。
スマホ版の『GoogleChrome』での「シークレットモード」の起動方法
スマホ版の『GoogleChrome』で「シークレットモード」を起動するには右上にある
「設定ボタン(3つの点のアイコン)」 >「新しいシークレットタブ」
を押します。
「シークレットモード」って何ができるの?メリットは?
「シークレットモード」には以下のようなメリットがあります。
①検索履歴を残さずにインターネットができる
②ログイン情報が残らない
③サイトの順位を客観的に確認できる。
①検索履歴を残さずにインターネットができる
人に検索履歴を見られるのは少し恥ずかしさを感じる人も多いのでないでしょうか?
中には毎回検索履歴を消している方もいるかもしれませんね。
そういった悩みを解決できるのが「シークレットモード」です。
この「シークレットモード」では検索履歴を残さずにサイトを閲覧することが可能なため、他の人に見ていることを知られたくないサイトを見る際に重宝します。
②ログイン情報が残らない
他人のPCを使って自分のYoutubeなどのアカウントにログインをしたいと思ったことはありませんか?
この際に通常モードだとログイン情報がそのPCに残ってしまう恐れがあります。
ログイン情報は通常cookieというものに保存される仕組みになっていますが、「シークレットモード」ではこのcookieが残らないため、終了時にはログイン情報を残さずに消すことが可能です。
友達のPCで自分のアカウントにログインする際などは活用すると良いでしょう。
一点だけ気をつけなければいけないのが「シークレットモード」を使っていても、ウィンドウを閉じるまではログイン情報が残ってしまうということです。
必ずサイトを見終わった際には、「シークレットウィンドウ」を閉じるようにしましょう。
③サイトの順位をシークレットモードで客観的に確認!
Googleの検索結果は実は過去の自分の検索履歴に応じて変わることがあることをご存知でしょうか?
この「シークレットモード」ではそういった過去の検索に依存しない客観的な検索順位を確認することが可能です。
例えばブログをしている方やWEB製作会社に勤めている方は、この「シークレットモード」で順位を確認することを推奨します。
「シークレットモード」のデメリットは?
閲覧履歴やcookieが残らないことはメリットでもあり、デメリットでもあります。
特にcookieが使えないため会員サイトに入る際には、自動ログインができず手動でIDとパスワードを打たなくてはいけません。
またブラウザの便利な拡張機能である「アドオン」も「シークレットモード」では使うことができない点に注意が必要です。
シークレットモードを解除したい
誤って「シークレットモード」になってしまった際の解除方法を説明します。
「シークレットモード」になってしまうと、以降に新しく開いたタブは全て「シークレットモード」の状態のままです。
そのため「シークレットウィンドウ」を解除するにはウィンドウごと閉じるしかありません。
通常のブラウザを閉じる際と同じように、右上または左上の×ボタンからウィンドウを閉じましょう。
一度閉じてしまえば、次にブラウザを立ち上げる際には通常モードになっているはずです。
「シークレットモード」のまとめ
ここまで「シークレットモード」について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「シークレットモード」についてまとめておきます。
「シークレットモード」とは『GoogleChrome』に搭載されている「閲覧履歴などの個人情報を残さないモード」
safariでは同様の機能が「プライベートブラウズ」と呼ばれる。
主に閲覧履歴やログイン状態を残したくない時に使われることが多い。
以上、「シークレットモード」の解説でした。