「SNSってなに?」
このように聞かれると意外と回答に困ってしまう方も多いのではないでしょうか?
代表的なSNSには『Twitter』や『Facebook』などがありますが、『LINE』は含まれるのかと聞かれると難しいところです。
この記事ではこの「SNS」の定義、種類などについて初心者にもわかるように丁寧に解説します。
目次
「SNS」の定義・意味
まずは「SNS」の定義を確認します。
「SNS」は「ソーシャルネットワーキングサービス」の略です。
こう言われると少しわかりにくいですが、簡単にいえば「人と人が繋がることを促進するサービス」が「SNS」になります。
これだけだとわかりにくいので、もう少し具体的に深掘りしていきます。
「SNS」に共通する3つの代表的な機能
世の中には様々なサービスがありますが、中でも以下のような機能をもったものが「SNS」とされています。
タイムライン機能
サービスが「SNS」であるかどうかを定義する上で1つ重要な要素となるのがこの「タイムライン」です。
タイムラインとは英語で「時系列」のことで、フォロワーの投稿が時系列でみれる画面を意味します。
タイムラインには最新の投稿しか表示されず、古いものは見えなくなるのが特徴です。
よく「ブログはSNSなのか?」と議論になることがありますが、ブログはストック型の投稿サービスであり、タイムラインがないためSNSとは言いがたいでしょう。
投稿機能
「SNS」は誰でも投稿できることが大きな特徴の1つです。
『Twitter』や『Facebook』は主に文字を投稿することが多いSNSですが、近年では写真を投稿する『Instgram』や動画を投稿できる『TikTok』など投稿の形態も広がってきています。
プロフィール機能
「SNS」には基本的にプロフィール欄があります。
このプロフィールに好きなことなどを書くことで、趣味が近い人を見つけることが可能になります。
『LINE』は「SNS」なの?
近年は誰もが使っている『LINE』ですが、これは「SNS」と呼べるのでしょうか?
結論からいえば、『LINE』は「SNS」であるといえます。
なぜなら基本的にはメッセージのやりとりに使うことが多いため使っていない人も多いですが、実は『LINE』にはタイムラインがあり投稿も可能なためです。
この投稿機能とタイムラインがあまり目立ちにくいため、『Twitter』などの他の「SNS」に比べると「SNS」感は薄くなっています。
以上を踏まえた上で代表的なSNSを紹介します。
代表的な「3大SNS」
2019年現在でよく使われている3つの『SNS』を紹介します。
基本的に会話の中で「SNS」と出ればこれらのサービスを指すことが多いです。
『Facebook』は2004年に生まれたサービスです。
投稿内容は文字や画像が中心になっています。
実名での登録が必須になっており年齢層も30代から40代が多く、主にビジネス向けの用途に使われている「SNS」です。
『Twitter』は2006年にサービスを開始しました。
投稿内容は『Facebook』と同様に文字や画像が中心です。
投稿時の文字数に制限のない『Facebook』と異なり、『Twitter』には140文字までという投稿に際しての文字数制限があります。
記事のシェアをする『リツイート』などの独自の文化があり、非常に拡散力が高いことが特徴です。
年齢層は20代が多く、若者が中心になっています。
Instagram(インスタグラム)
『Instgram(インスタグラム)』は上記2つに比べると後発のサービスで2010年に生まれています。
上記2つのSNSと異なり、写真をメインにした「SNS」になっています。
近年急速に伸びている「SNS」で10代から20代の若者がよく使います。
インスタグラムにおしゃれな投稿をすることは「インスタ映え」と呼ばれ、近年ではインスタグラムで収益を得る『インスタグラマー』なる職業も生まれてきています。
「SNS」と「SMS」の違い
「SNS」と「SMS」は字が似ていて紛らわしいです。
ただし意味は全く異なっており、「SMS」は「Short Message Service」の略で、電話番号を宛先にしてメッセージを送ることができるサービスになります。
「SNS」のまとめ
ここまで「SNS」について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「SNS」についてまとめておきます。
「SNS」とは「人と人が繋がるためのサービス」
数多くの「SNS」があるが、いずれも「タイムライン」、「投稿」、「プロフィール」の機能は備えていることが多い。
代表的な3大SNSは「Facebook」、「Twitter」、「Instagram(インスタグラム)」
以上、「SNS」の解説でした。