IT用語解説

『CPU』とは簡単にいうと何?意味を超わかりやすく解説!

CPUとは

パソコンの購入を検討する際には「CPU」という言葉を目にすることが多いかと思います。

 

いきなり言われても「CPUってなんのこと?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?

 

本記事ではこの「CPU」の意味について初心者の方にもわかりやすく解説します。

 

『CPU』とは?

CPU

 

CPU」とは簡単にいえば「パソコンからの命令を処理するパーツ」です。

 

人でいえば「頭脳」に当たるのが「CPU」になります。

 

人間は誰しも必ず「頭脳」を持っていますよね?

 

同様にパソコンやスマホには必ず「頭脳」に当たる「CPU」が搭載されており「CPUの性能が高い=PCの性能が高い」と言い換えることが可能です。

 

『CPU』の種類は?

 

「CPU」を作っている会社は以下の2社です。

 

・Intel(インテル)

・AMD(アーマード)

 

それぞれ解説します。

 

Intel(インテル)

「インテル入ってる?」でもおなじみのIntel(インテル)は「CPU」を作っている会社です。

 

製品には以下のようなものがあります。

 

・インテル Core i7 1065g7

・インテル Core i9 10980HK

 

注目するべきは「Core〜」の部分とその後に続く数値です。

 

基本的な考え方としては「数値が高いほど高性能」と考えるとわかりやすくなります、

 

例えば「Core i7」と「Core i9」では後者の「Core i9」の方が性能が高いです。

 

仮にこの「Core〇:」の部分が同じである場合はその後ろにある数値をみる必要があります。

 

AMD

 

AMDもIntel(インテル)と同様にCPUを出している会社です。

例えば以下のような製品が出ています。

 

・AMD Radeon™ RX 580X

・AMDRadeon™ RX 480X

 

こちらもIntel(インテル)と考え方は同様で、数値が高いほど性能は高くなります。

 

『CPU』の性能の決まり方

 

「CPU」の性能を判別する方法をみていきます。

 

先ほど「Core i7」や「Core i9」といった製品の中で、数値が高いほど性能が高いとお伝えしました。

 

こちらについてもう少し深掘りして説明していきます。

 

例えばCore i7よりもCore i9性能が高いのは事実なのですがより正確に言えば、「Core〇〇」の数値が高いほど「クロック数」が高く、「コア数」も多いため性能が良くなります。

 

この「クロック数」と「コア数」が実質的には重要です。

 

『クロック数』とは?

 

「クロック数」は「クロック周波数」とも呼ばれCPUが処理を行う際に信号を発する速さを表します。

 

単位は「Hz(ヘルツ)」で、例えば「2.80GHz」や「3GHz」などがあります。

 

「GHz」はギガヘルツと呼び、この数値が高いほど性能は高くなります。

 

『コア数』とは?

 

「CPU」の性能を決める上でもう一つ重要なのがコア数です。

 

「コア数」とは「1つのCPUの中に入っているCPUの数」を意味します。

 

1つのPCに入れられるCPUは1つという決まりがあるのですが、実はその1つのCPUの中には小型のCPUを分割して入れることが可能です。

 

この分割して入れられたCPUの数がコア数になります。

 

「コア数」は作業する人の数だと思ってください。

 

シングルコア:1コア

デュアルコア:2コア

トリプルコア:3コア

クアッドコア:4コア

ヘキサコア    :6コア

オクタコア :8コア

 

例えば何か仕事をする上では1人で作業をするよりも、複数人でやる方が速いですよね。

 

そのためこの作業人数を表す「コア数」もCPUの性能を決める上で大切になります。

 

人間社会においてどれだけ優秀な人が1人いても、複数人のチームには勝てないのと同様に、CPUの性能もクロック数(処理性能)だけでなく、コア数(人数)も合わせて考えることが大切です。

 

「スレッド」とは?

 

またCPUの性能を決める上では「スレッド」という概念もあります。

 

「スレッド」はコアあたりのできる作業数です。

 

言い換えれば1人の人(コア)ができる作業量になります。

 

スレッドが多いほどマルチタスクができる人材が集まっているため優秀ということになります。

 

Intel(インテル)とAMDの違いは?

 

Intel(インテル)とAMDの違いは以下のとおりです。

 

・シェア数が高いのはIntel(インテル)

・性能はそこまで変わらない

・ゲーム用途ではIntel(インテル)が多い

 

まず流通数ではIntel(インテル)の方が多いです。

 

実際あなたもAMDは知らないけれどIntel(インテル)は知っているという方も多いのではないでしょうか?

 

 

またゲーミングPCをドスパラなどで買おうとした場合もIntel(インテル)が多いです。

 

これはAMDよりもIntel(インテル)の方が安定性が高いからと言われています。

 

ただ実際の性能ではAMDも高くなっており、同価格帯ではAMDの方が性能が良かったりとコスパに優れているのがAMDです。

 

ある程度PCに詳しい方はAMD、安定性を重視するなら流通数も多いIntel(インテル)といった選び方でもいいかもしれませんね。

 

「CPU」のまとめ

 

ここまで「CPU」についてみてきましたが、いかがだったでしょうか?

 

「CPU」について知っておけばパソコンやスマホを買う際の判断が容易になります。

 

最後に「CPU」についてまとめておきます。

 

・「CPU」とはパソコンからの命令を処理するパーツのこと。

・メーカーにはIntel(インテル)とAMDがある

・「Core i7」や「Core i9」のように製品名に数字が振られており、数値が高いほど高性能になる

 

以上、「CPU」の解説でした。

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