昔は折りたたみ式の携帯電話が主流でしたが、現在ではめっきり見かけなくなり「スマホ」のみが店頭に置かれています。
「やむなくスマホに買い換えた」または「スマホに買い換えようと思っている」という方も多いのではないでしょうか?
中には「スマホ」とは一体どういうものなのかよくわかっていないという方もいるのではないかと思います。
この記事では「スマホ」の意味や、旧型の携帯電話との違いなどを初心者の方にもわかりやすく説明します。
目次
「スマホ」とは何?意味は?
「スマホ」とは「スマートフォン(smartphone)」の略です
「Smart(スマート) + Phone(電話)」で構成されています。
実はスマートには「賢い」という意味があるので、「賢い電話」、要するに多機能な電話機が「スマートフォン」です。
従来の携帯電話は電話とメールが主な機能でしたが、「スマホ」では「アプリ」と呼ばれるものによってパソコンとほぼ同等の機能を使うことが可能になっています。
「スマホ」と旧型の携帯電話(ガラケー)の違い
10年ほど前まで主流だった折りたたみ式の携帯電話は「ガラケー」と呼ばれます。
「ガラケー」と「スマホ」には以下のような違いがあります。
ガラケー | スマホ | |
電話 | ○ | ○ |
メール | ○ | ○ |
アプリ(LINEなど) | × | ○ |
操作方法 | ボタン | タッチパネル |
料金 | 安い | 高い |
電池の持ち | 良い | 悪い |
「ガラケー」と比べると「スマホ」は、
・タッチパネル方式
・アプリの使用が可能
・料金が高い
などの特徴があります。
「ガラケー」は2017年に生産が終了しており、現在では携帯電話のシェアのほとんどが「スマホ」です。
ただし「ガラケー」を使い続けたい人のために「ガラホ」と呼ばれる「ガラケーなのにスマホの機能が使える端末」も存在しています。
「スマホ」のメリット
「スマホ」の大きなメリットは「アプリが使える」ことです。
この「アプリ」の存在によって「スマホ」はパソコンと同等の作業を行うことが可能になっています。
「アプリ」とは「アプリケーション」の略で、目的を達成するための機能を意味し、例えば計算をするため電卓アプリからメッセージのやりとりを行うLINE(ライン)など、目的に応じて様々な種類があります。
「アプリ」は元々はWord(ワード)やExcel(エクセル)のようなパソコン向けの「アプリケーション」を指しており、これらにはメモリをたくさん要するため性能の低い携帯電話には搭載されていませんでした。
しかし性能の高い携帯端末である「スマホ」はパソコン並みの性能を備えているため、こういった「アプリ」を使うことが可能で、小さな端末なのに高機能ということで人気を博しました。
「スマホ」のデメリット
高機能で便利な「スマホ」ですが、当然デメリットもあります。
「スマホ」は金額が高め
「スマホ」のデメリットの1つは金額です。
旧型の携帯電話である「ガラケー」は基本料金無料なものが多かったですが、「スマホ」は端末代だけで数万円以上します。
「スマホ」は使いこなすのが難しい
「スマホ」には「アプリ」など機能が多く「使いこなすのが難しい」と感じる人も多いです。
中にはLINE(ライン)だけ使えればいいという人もいて、そういった方向けには「ガラケー」に一部の「スマホ」の機能が取り入れられた「ガラホ」というものも存在しています。
「スマホ」のまとめ
ここまで「スマホ」の意味や、「ガラケー」との違いについてみてきましたがいかがだったでしょうか?
「パソコンと同等な機能が使える高機能な携帯電話」が「スマホ」でその高機能さは「アプリ」によって担保されていると考えるとわかりやすいです。
最後に「スマホ」についてまとめておきます。
「スマホ」とはスマートフォンの略で、PCと同等のことが行える賢い携帯電話。
従来の携帯電話である「ガラケー」にはない「アプリ」の存在によって高機能が実現されている。
「スマホ」は便利な反面、「料金が高い」、「操作が複雑」といったデメリットもある。
以上、「スマホ」の解説でした。