近年AIの発達が著しいですが、そんな中で注目されているのが「チャットボット」です。
初めて聞いたという方や、通常の「ボット」との違いがわからないという方も多いかと思います。
この記事ではこの『チャットボット』の意味、由来について解説します。
「チャットボット」とは?
「チャットボット」とは「質問をすると答えを返してくれる会話型の自動プログラム」のことです。
語源は「Chat(会話)」+「Bot(ロボット)」になっています。
お寿司店の『スシロウ』では『ペッパー君』が注文の対応をしてくれますが、あれのWEB版のようなイメージです。
「チャットボット」を導入しているサイトでは、ボットキャラクターが「何をお探しですか?」といった質問をしてくれて、これに対して返答をすると回答が返ります。
近年WEBサービスなどに取り入れられることが多くなっており、AIなども絡んで注目されている技術の1つです。
「チャットボット」と「ボット」の違い
Twitterなどをやっているとよく「ボット」と呼ばれるものを見かけることがあります。
この「ボット」はロボットの略で、こちらも同様にプログラムによって自動操作されています。
ただし「ボット」は会話ができず一方通行であるという点において「チャットボット」とは異なっています。
「ボット」がより高性能になり会話ができるようになったものが「チャットボット」です。
「チャットボット」のメリット
「チャットボット」には様々なメリットがあります。
人件負担の削減
「チャットボット」の導入は人的負担の削減に繋がります。
会社のホームページには多種多様な質問が寄せられ、カスタマーサポートの負担が大きいです。
ただ問い合わせの中には簡単なものも多くあるため、そういった問い合わせを「チャットボット」で解決することができれば、人の負担の軽減に繋がります。
また「チャットボット」によって空いた負担分を、ユーザーへの対応に当てることが可能になるため、顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。
営業時間外の対応
「チャットボット」の大きなメリットの1つが365日24時間対応可能であることです。
人の場合は定時以降、特に深夜の時間帯には問い合わせへの対応が困難でしたが、「チャットボット」であればいかなる時でも顧客対応が可能になります。
データ収集
サポートセンターのやりとりにおいて従来のように人が口頭で対応する場合は、データの蓄積が難しいです。
その点「チャットボット」はデジタルのやりとりであるため、会話のデータベースへの記録が可能です。
ユーザー行動の蓄積により課題点を見つけることで、さらなるサービスの発展へと繋げられる可能性があります。
「チャットボット」のまとめ
ここまで「チャットボット」の意味、由来について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「チャットボット」についてまとめておきます。
「チャットボット」の語源は「Chat(会話)」+「Bot(ロボット)」
従来一方通行であった「ボット」に会話機能がついたものが「チャットボット」と呼ばれる。
「チャットボット」の導入には深夜帯の問い合わせへの対応などのメリットがある。
以上、「チャットボット」の解説でした。